誰にもバレないで債務整理を行う方法
借金の返済が困難になった場合には債務整理を選択するという手段があります。
債務整理をすることによって借金の返済負担を軽減出来たり、免除出来たりします。
債務整理の中で最も手軽に出来る方法が任意整理です。
弁護士や司法書士を通じて債権者と交渉してもらい、金利の引き直しや返済方法の見直しなどを行ってもらいます。
裁判所を通さずに手続きが出来ますので、最も多くの人に利用されている方法です。
任意整理では解決できないほど借金の負担が大きい場合には、個人再生を選択する方法もあります。
裁判所を通じて手続きを行い、認可されれば債務を5分の1程度に減額することが可能です。
しかし認可後の返済額以上の財産は手放さなければいけなくなってしまいます。
安定した収入がなく個人再生が出来ない場合には自己破産を検討しなければいけなくなってしまいます。
個人再生と同様に裁判所を通じて手続きを行い認可されれば債務の全てを免除できます。
しかし20万円以上の財産は手放さなければいけません。
またすべての債務整理の方法には信用情報機関に事故情報が残るというデメリットがあります。
このように債務整理をすることによってメリットとデメリットがありますので、特に債務整理後のデメリットについては事前に認識しておくことが大切です。
家族であっても債務整理の事実が伝えられる事はありません
債務整理をする人が気にすることとして、周囲にバレないかと言うことがあります。
主婦の方でしたら家族にバレないか、サラリーマンの方でしたら会社にバレないかといったことが気がかりです。
基本的に家族や会社にばれることなく、内緒で債務整理を行うことは可能です。
家族であったとしても第三者に意図的に債務整理の事実が伝えられると言ったことはありません。
家族や会社の人に債務整理がバレる可能性は限りなくゼロに近いですが、官報に掲載されます
また債務整理を行ったことによって家族の財産に影響があったり、家族の就職などに影響があったりすることはありません。
しかしながらばれるリスクは存在します。個人再生や自己破産をした場合には官報に掲載されます。
官報に掲載されたからと言って、それを家族や会社の人が目にする可能性は限りなくゼロに近いです。
しかし官報に掲載されている情報を使って闇金業者などから融資の勧誘の電話やダイレクトメールが届く場合があります。
それによって周囲に人にばれてしまう恐れはあります。
また裁判所から届く書類を見て家族が気付くこともあるかもしれません。
もし家族の誰かが保証人になっていた場合には、当然ばれてしまいますし保証人になっている家族に返済負担が発生してしまいます。